
蜂にとってのライフソースである蜂蜜は、私たち人間にとってもミラクルなエネルギーの源。
食べ物でもあり、古くは薬としても貴重なものとして使われてた蜂蜜。

ハチミツの組成


ミツバチは花蜜を蜜袋に入れてから、吐き出します。
完全に 花蜜が分解されてハチミツになるまで、この吐き出したものを他のミツバチに口移ししていく作業を約20分間続けます。
ハチミツになると巣のなかに吐き出して、それを羽で乾燥させて蜂蜜を完成させます。
そして、完成した蜂蜜の周囲を蜜ろうでシーリング(蓋を)します。
ハチミツには 200以上の成分が含まれています。
その主成分は、炭水化物(ブドウ糖や果糖など)です。
乾燥成分の 90~95%は糖質です。
糖質は、そのほとんどが、フルクトース (果糖)とグルコース(ブドウ糖)の単糖類で占められています。
糖質以外にも、
水分、アミノ酸、ビタミン、ミネラル(カルシウム、銅、鉄、マグネシウム、リン、カリウムなど)、酢酸やクエン酸などの有機酸やフィトケミカル(フェノール酸、フラボノイド、カルチノイドなど )
から構成されています。

エネルギーの材料としての単糖類を活用する補佐として、ビタミン、ミネラルも一緒に含まれるため、糖のエネルギー代謝を回し私たちを動かすエネルギーであるATPの生産を増やすには最適な自然の恵みなのです。

蜂蜜の個性
約8000年も前の石器時代の洞窟の絵画に描かれているように、私たち人間は蜂蜜をかなり長い間利用してきました。
そのエネルギー生産のパワフルさのおかげで、実に様々な効能が認められている蜂蜜ですが、非常にたくさんの個性があります。

◆ 真っ白な蜂蜜や黒い蜂蜜 ◆ 黄金色のよく知られた蜂蜜 ◆ 白濁していたり、透明だったり ◆ ねっとりしたものから、さらっとした粘度のものまで

蜂蜜の選び方
本当によく聞かれますので、ものすごく簡単なアドバイス。
どの種類?の前段階の答えです。
もし、あまり深刻な不調もない、という方なら 黒っぽい(濃い色であればいいです)蜂蜜を朝用、黄色の蜂蜜を日中用、白っぽい蜂蜜を夜用にして 朝昼晩と1スプーンずつ。
黒い蜂蜜→黄色の蜂蜜→白い蜂蜜
冷えてるとか、元気でないとか、疲れやすいとか、貧血気味だとか慢性的な疲労症候群の兆候があるのならフレーバーの入った茶色の蜂蜜を朝に。
黄色の蜂蜜を日中 疲れたらちょこちょこ食べ夕飯の後と夜寝る前に 黄色でも薄い色とか白っぽい蜂蜜をちょっとした症状があるならそこにハーブティーも投入してみる。
スプーン5〜6
茶色の蜂蜜→黄色の蜂蜜→白い蜂蜜
薬歴が長い、とか結構体調が悪いとか、炎症的な症状があるとか、長期的に症状を患っているのなら
黒っぽいのをいきなりスプーン3、4も毎日は食べないこと。
黄色と白っぽいので 大さじ6−8/毎日をまずは3ヶ月と次の3ヶ月は種類を多少変えて。
そのままで食べれない場合は、あったかいドリンクにしてレモンやジンジャーを差し込んだり炭酸で割って冷たく飲んだりしてください。
きっと美味しく感じます。
これも・・どんな風にして食べたら美味しいか?にも 実はそれぞれに理由があります。
黒っぽいのは 食べてみて美味しければ 上記にプラスで 毎日スプーン1 午前中がいいです。
これも ある時 突然美味しくなったり 美味しく無くなったりします。その場合は、心の声にしたがってください。
黒い蜂蜜→黄色い蜂蜜→白い蜂蜜
これもある時突然美味しくなったり美味しく無くなったりします。
その場合は、心の声にしたがってください。
それぞれ理由(個別の体調・病態による)はきちんとありますが・・・
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