175カ国にまたがる大規模な寿命と肉の摂取に関する最新の疫学的調査の結果が報告されています。
その結果は…

この相関関係は、社会経済的地位、教育レベル、摂取カロリー、肥満、ライフスタイルなどの結果に影響を与える要因(交絡因子)を考慮に入れても、成立していました。
一方のベジタリアンの研究では、社会経済的地位、ライフスタイルなどの結果に影響を与える要因(交絡因子)を考慮に入れると寿命を延ばすことはないことは以前にお伝えした通りです。
動物性製品は、タンパク質組成、栄養素吸収効率、ビタミン、ミネラル含有量などの複数の点において、植物性のものにはるかに優っています。


私たちは、動物性食品を野菜よりも効率的に消化・吸収できるのです!
したがって、肉の摂取量が豊富だと寿命が延びるのは当然です。
50カ国に渡るのべ21万8千人を対象とした疫学的調査でも、非加工の肉であれば、摂取量と寿命は比例していることが示されています。
ただし、癌や肥満などとの相関関係が叫ばれている加工肉でさえ、確固たる臨床研究のエビデンスはありません。

このように肉を食べる人の寿命が長いという強い相関関係が認められますが、肉を食べる人は肉ばかり食べる訳ではありません。
糖質、乳製品、コラーゲンなどを摂取する雑食性(omnivores)ですから、「肉も食べる」といった方が適切な表現かも知れません。
動物性食品を食べる人の方が寿命は延びることは、リアルサイエンスの観点からも当然であることが明らかになっています!
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