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玄米菜食やマクロビに科学的根拠はない!

食事健康法やダイエット食の代表格として、皆さんの意識にかなり浸透している「玄米菜食」「マクロビオティック (Macrobiotic)」・・・・。

実は、科学的な裏付けが明確でない(あるいは一切ない)ものや、ものによっては現在の医学、栄養学とは逆行するものも含まれています。根拠に基づいた療法という概念が当てはまらない点には留意する必要があると思います。

ねお
ここでは玄米に限定して、考えていきましょう。

玄米は、白米に対して色のついたお米という意味で、籾を取ってはあるものの、それは稲の種そのものです。その種の構造は・・・・。

外側が糠、その内側に内胚乳(ないはいにゅう)、そして内胚乳に包まれるようにして最内側に位置しているのが「胚芽」となっています。

あわ、ひえ、きびなどの雑穀なども、これと同じ構造です。玄米や雑穀を始めとした植物の種子は、その糠の部分に「抗栄養素(動物に食べられないよう身を守る防御因子)」を持っています。これが、フィチン酸です。

食品中のフィチン酸含有量は、豆類、ナッツ類に次いで、玄米、トウモロコシ、全粒小麦に多く含まれています。玄米の分析では、糠部分には3.37%、白米部分には0.89%、胚芽部分には3.48%のフィチン酸含有量が報告されています。

フィチン酸は、亜鉛、鉄、マグネシウム、カルシウムなどのミネラル、あるいはビタミン類とキレート作用で強力に結びつきます。私たち人類は残念ながら、このフィチン酸を分解する酵素を持ちません。フィチン酸が腸内に入った場合は、ミネラルがフィチン酸と結合し吸収されないという事態を招きます。

フィチン酸が多くなるにしたがって、キレート作用での結びつくミネラルが増えます。したがって、玄米、全粒穀物など、糠、ふすま成分が残っている物質を食べれば食べるほど、フィチン酸のキレート作用でミネラルの栄養吸収の阻害が起こってくるのです!

また、フィチン酸はビタミンB3(ナイアシン)の吸収も阻害します。このようなフィチン酸の作用のために、精製していない穀物を主食とする発展途上国に栄養障害が出ているのです。

フィチン酸は、重金属を結びつけるキレート作用の為、土壌改良に利用されます。

そのくらい強力なため、私たちの腸内に入ると、このように様々な栄養・吸収の障害を起こします。

フィチン酸を取り除くためには、発酵、浸水、発芽などの方法があります。その中でも最も効果的なのが発酵で、56~96%のフィチン酸を除去することができます。加熱処理後10℃で浸水したものでは42~59%のフィチン酸を除去できます。

熱処理を加えず25℃で24時間浸水したものでは、20%以下しかフィチン酸を除去できません。自然志向で健康にも良いイメージを持たれている玄米菜食、マクロビ、そしてベジタリアンですが、それを徹底して行えば行うほど、健康にとって欠かせない栄養素を摂取できない恐れが強まるのです。

このように見てくると、これらの食事は人類の遺伝子に適合してるとは到底考えられません。

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