

筋トレでは、限界に近い重量で短時間かつ短時間の間隔でリピートする「高強度インターバルトレーニング(high-intensity interval training, HIIT)」法の有効性がここ数十年で証明されています。
この方法は高齢者のサルコペニアにも有効されていますが、筋トレの強度はむしろ少し落とした方法と効果は変わりがないか、その方が良いという結果も出ています。

ヨガなどで体幹および柔軟性を重視したトレーニングの方が糖のエネルギー代謝を高めることができます。

ジヒドロテストステロン(DHT)の元になるテストステロンの高齢者の投与によっても、筋肉内のタンパク質合成および筋力が高まります。
しかし、テストステロンはストレス化でエストロゲンに転換されるため、お勧めできません(DHTはエストロゲンに変換されない)。
ちなみに、赤ワインのエストロゲンであるレスベラトロールと同じ化学構造を持つエストロゲン様物質(stilbestrol:多大な副作用でマーケットから撤収された医薬品)を投与した他の臨床実験では、タンパク質合成は高まりませんでした。
糖のエネルギー代謝を低下させるエストロゲンを投与では、ストレスによって筋肉が水膨れしますが、筋肉合成は高まらないのです。
したがって、エストロゲンで筋肉が大きくなったように見えても、筋力は低下していきます。
トップクラスのアスリートは、硬い筋肉で体がガチガチになっているのではなく、柔らかい筋肉で柔軟性が優れています。

機能的な柔らかい筋肉をキープするためには、十分なタンパク質量の食事と過度のストレスのかからないヨガ、体幹トレーニングなどのエクササイズが最適です!
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