健康

抗がん剤という名の巨大市場

バイオテクノロジーで作られて次々と新登場する抗ガン剤は、効果についてはほとんど進歩が見られないのに対して、薬価は高騰しています。

NIOSHは、2020年にはすべてのガン治療に費やされるお金は、現状では少なくとも1580億ドル(約12兆6400億円)、薬価がこのまま高騰すれば2070億ドル(約16兆560億円)と見積もっています。

これは日本の年間の医療費の半分に匹敵する額です。

実際、2010年のアメリカ市場におけるバイオテクノロジー由来の医薬品は、70%も増加しています。そして、そのほとんどが抗ガン剤なのです。

日本でもすでに厚生省が認可したバイオ抗ガン剤も含めて、その一例を挙げましょう。いかに抗ガン剤がぼったくりであるかがお分かりになるでしょう。

・アービタックス一大腸ガン治療薬。生存率が延長するという研究結果はなし。1か月使用した場合の薬価は1万ドル(約80万円)。

・アブラキサン一タキソールの新しいバージヨン。タキソールの路倍の薬価(1回で約34万円)。

・イマチニブ(グリべツク)ー慢性骨髄性白血病に使用されますが、心臓の筋肉細胞を障害するため、心不全の副作用があります。アメリカ市場における2010年の売上は心億ドル(約3440億円)

・エビスタ一閉経後の女性の乳ガン再発予防に使用されますが、命にかかわる脳卒中や血栓症のリスクを50%高めます。

・アバスチン一転移性乳ガン、大腸ガンに使用されますが、たかだか2~3か月しか生存期間を延ばすことができません。FDA(アメリカ食品医薬品局)自身が、副作用の方が大きいと認めているバイオ抗ガン剤。アメリカ市場における2010年の売上は叫億ドル(約5920億円)

・ハーセプチン一転移性乳ガン(ある遺伝子を発現している乳ガン)の治療で使用されます。アメリカ市場における2010年の売上は60億ドル(約4800億円)。

・プロべンジー前立腺ガン治療用ワクチン。わずか4か月ほどの生存期間延長効果しか認められていません。薬代は、1コースで9万3000ドル(約744万円)。

・ヤーヴォイ一進行性悪性黒色腫(メラノーマ)に使用します。わずか3・5か月ほどの生存期間延長効果しか認められていません。薬代は、1コースで12万ドル(約960万円)。

これらはほんの一例にすぎません。

これらの抗ガン剤は、主にガン末期の人を対象にしたものですから、副作用で亡くなってもそれほど道徳的責任を負うことはありません。

華々しく登場した新薬は、2年も経過すれば、「古くて効果がない薬」として片づけられ、その薬の構造を少しマナーチェンジしただけの新薬がまた「新しい効果のある薬」として推奨されるのです。

車でも2年でマイナーチェンジすることはないでしょう。

ビッグフアーマにとっては、抗ガン剤はまさにガドル箱なのです。

これらの「新しい」抗ガン剤は、アメリカ食品医薬品局によって速やかに認証されます。

たとえ、その抗ガン剤が少人数のグループでしかテストされておらず、安全性がまだはっきり分かっていない段階でも、速やかにマーケットに出されます。

なぜなら、ビッグファーマは、ひとつの抗ガン剤で1日ごとに100~200万ドル(8000万~1億6000万円)の売り上げを得ますから、可能なかぎり速い認可を求めているのです。

前述したアバスチンという抗ガン剤も同じく、FDAの審査を通常よりも迅速にパスしたものです。

2008年に転移性乳ガンで承認を受けました。

1か月の薬代が8000ドル(約64万円)もする大変高価な抗ガン剤です。

しかし、この抗ガン剤もその後の調査で、消化管穿孔、出血、脳卒中、重症高岡血圧、重症腎障害を引き起こすことが分かりました。アメリカ食品医薬品局は、「わずかな生存期間延長による利益よりも副作用などの害が大きい」と判断し、2011年には段階的に市場から回収していくようジェネンテック社に要請しています。

治療の1コースで10万ドル(800万)以上もかかる費用を負担できる人は、それこそビッグフアーマの役員のような富裕層でないといないはすです。

だとすれば、ビッグフアーマはコストを下げざるを得なくなります。しかし、ここにもうまい仕掛けがありました。

アメリカ政府による高齢者向けの政府保険を「メディケア」といいます。

このメディケアのプランBというシステムは、政府の税金で薬代の80%を賄ってくれます。

ガン専門医は、高価な薬を処方するほど、その薬代を政府から無制限にもらえるというシステムになっています。

したがって、患者さんもガン専門医も薬価を気にしなくてもよいようになっているのです。

しかし、残りの20%の薬代もバカになりません。

これは通常、患者さんが自分で契約している私的な保険から支払われます。

保険会社は、なるべく支払いを渋り、患者さんの自己負担金を増やそうとします。

そこでビッグプアーマは、そのお金を肩代わりすることでこのシステムを維持しているのです。

つまり、このシステムでもっとも損をするのは、メディケアに当てられている国民の税金です。

ねお
得をするのは、ビッグフアーマ、病院、医師。患者さんは副作用で苦しむだけなので、損になるでしょう。国民の税金にたかるビジネスが一番儲けられるという事実は、古今東西変わらないとうことです。

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