資格・自己啓発

自由とは放埓(ほうらつ)のことではない!

ねお
今の日本では,「自由」というコンセプトが完全に崩壊しています。あるいは、初めから日本人が「自由」の意味をはき違えたのかもしれません。そのため,社会全体がおかしなことになっています。
「人権」にも同じことが言えるのう。「自由」と「人権」という二つの言葉のために,日本の社会が堕落したといっても過言ではないな。これは教育を考えるうえでも重要なことじゃ
船長マテオ
ねお
日本では,「自由の意味をはき違えるな」と言うと,とにかく「自由には責任がある」などと言うおかしな理論にすり替えられてしまいます…

 

完全に崩壊した「自由」のコンセプト

問題の核心は,「自由」のコンセプトそのものにあります。自由でも何にでも責任があるのは当然のことです!責任の問題にすり替えてはいけません。

ヨーロッパの歴史を見ていくと,ずいぶん「政治的自由」のコンセプトは変わってきていますが,近代以降においての「自由」の意味は「国家権力からの自由」という事なんです!!つまり,個人の心の奥にはどんな国家権力も,民主主義であろうが独裁主義であろうが,そんなことは一切関係なく,無制限に入っていけない部分がある!それを「自由」と定義にしたのです。

船長マテオ
もう一度言うぞ!自由とは「国家権力からの自由」じゃ!したがって,何をしてもかまわない「ふわふわしたもの」が自由ではないのじゃよ

ところが,日本人は,「自由」というのは融通無碍(ゆうずうむげ)で空中に浮いたような,圧力をを受けない,いかなる制約も受けない状況を「自由」と思っているようです。

そのような状況はこの世にあるはずがありません。実は私たち,地球の重力もあれば気圧もある。山があれば,その山を越えなければいけないですし,川があれば,回り道をしなければいけません。そのような物理的制約がある中で生きているのです。

これと同じような意味で,社会的に不可避な障壁や圧力や制約というものは必ずあるのです。物理的な圧力と社会的な圧力は構造的に全く同じことです。しかし,それに対して「自由」がないと不満を言うべきでないし,それを言ってしまうと大変おかしなことになります。

子供にもそういうことを教えないと,全く自由な空想的な社会的空間が実在しうるかのような錯覚に陥ます。それが一番危険でいけないことだと思います。

一方,欧米では「自由」というのは,「国家権力からに自由」ということを明確に知っています。「国家権力から自分たちの権利を守る」という発想が確立したのはイギリス革命にさかのぼります。

スチュアート家がイングランド王になって,伝統的な人々の権利を侵したので,その時代のころから議会の王に対する反抗になり,紆余曲折を経て,「自由」ということが成立しました。

ですから,「自由」という考え方の基礎は英国憲法において王権,国家権力の制限という意味ですね。

現在,わが国でも,私たちの「自由」を奪うような法律が国民に知らせることなく勝手に決められています…
ねお

 

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