

その前日にトランプは、“We will never give up. We will never concede, it doesn’t happen. You don’t concede when there’s theft involved”と言って支持者を鼓舞しました。
これは“罠”であって、非常に危険なことが起こるのではないかと固唾を飲んで事態の推移を見ていましたが、幸いにして議会で死者が1名は出たものの、米国各地で大きな暴動は引き起こされませんでした。

あまりもトランプサポーターによる抗議が非暴力的だったので、仕方なしに予定していたアンティファやBLMに議会に侵入させてその姿をテレビで報道させていました(現地に行って動画をとった米国人の番組でも、「暴動などなかった。警察が中に入るように手伝っていた」と証言していました)。

白人の大衆を激怒させて、暴動へ誘導させるためにです。
警備の警察がわざわざバリケード取り払って、ドアを開けていましたね(ここまで中継するのは、暴動を誘発させるためです)。
背筋が凍りつくほど、「知的退行劇場」が繰り広げられています。
そして議会に押し入ったのではなく、丁寧に誘導されたおかしな毛皮の服を着た男は、デープ・ステイトの一員であるルディー・ジュリアーニ(トランプのお目付役でもあり、親友にもなっているようです)。
これを見て怒ったトランプサポーターが米国内各地で暴動をやらかしてくれれば最高の計画通りでしたが、そうはなりませんでした。
しかし、予定通り予め仕込んであった「国内テロ防止法」をトランプサポーター(白人中〜下層)に適応すると脅しています。
この国内テロ防止は、元々米国内でくすぶる「反ユダヤ」を取り締まるために、2020年9月に成立したものです。
これは、2001年に定められた米国内におけるテロ行為を含めるようテロリズムの定義を拡大した通称「愛国者法」を国内向けにさらに拡大したものです。
日本の太平洋戦争中にあった治安維持法という悪法と同じです。
白人の本当の知識層は、自分たちの世界も彼らに米国が建国以来侵食されていることを知っています(トランプサポーターの白人層の一部は知っているでしょう)。
トランプの周りも、ネオコンも含めて彼らばかりでした(彼の娘婿も)。
これが、1月6日に起こった、たった一つの事実です。
つまり、権力者たちは、国内テロ防止法と称して米国民(特に反ユダヤ)の牙を抜くことが1月6日に予定していたことなのです(大統領が誰になろうとも気にしていませんし、トランプを弾劾するというのは昨年もやっていたことです)。
ちなみに、ツイッターやFBを追放された人たちが使用しているオルタソーシャルメディアのParlerも反ユダヤのレッテルを貼られていますが、このメディアも調べるとFBなどと大差ありません。
トランプは次の日には、「スムーズに政権移行することに集中する」と完全に前日の言を翻しました。
これをまだ日本人の中では、「これはトランプのマスタープランの一部だと!」と主張している人がいます…。
トランプが本当にバイデンの背後と派閥闘争をしていると仮定したとしても、彼のここまでのやり方はあまりにも戦略・戦術ともに甘いと言わざるを得ません(1月6日にも、またそれまでにもチャンスはあった)。
しかし、以前からお伝えしているように、私はそのような希望的観測はとりません。
現実を見れば、これは権力者が得意の「分割して統治せよ(divide & conquer)」のオペレーションそのままだからです。
1月20日に、ゲートキーパーたちが垂れ流している喜劇が何か用意されているかも知れません(フェイクでしょう)。
その場合でも、それが米国を分断すること以外の事態は起こりません。
注意ポイント
トランプ登場とQ アノンオペレーション(米軍の諜報機関のオペレーション)のおかげで、中共と民主党(ほとんどの党員がブラックメールされて操り人形である)を悪役にすることで米国は分裂が深刻になりましたが、今回の故意(バレバレの)の不正選挙や議会襲撃喜劇もそのラインにのっとったものです(中共はヤクザ組織のチンピラに過ぎず、世界経済フォーラムを主催するほどの世界的な権力などない)
まんまと権力者の「分割&統治」に大衆が乗せられているということです。
もちろん欧米の知識層は、このことを知って事態の推移を眺めています。
これが、私が繰り返しお伝えしている「グレート・リセット」で示されているように、「米国は大国の位置から降りる」ということなのです。
今回のヒトのGMである新型コロナ遺伝子ワクチンをワープスピードで先導し、任期中もゲイツ財団に税金を流し込んでいるのは、正義の味方トランプその人です(トランプは先日も、真の犯罪者(米国の政治家・官僚が経験しているブラックメールのプロ)で服役していたクシュナーの親父に恩赦を出しています。もっと他に恩赦を出すべき人がいたでしょう)。
そして、トランプもバイデンも盛んにバイオテロを暗示する「ダーク・ウインター」を連呼していますが、これは、何を隠そう、世界経済フォーラムを主催しているクラウス・シュワブのプランそのものです(2001年の炭疽菌のバイオテロ〜現在の新型コロナパンデミック)。
この事実だけでも、トランプとバイデンの背後にいる人間たち(同じ集団)の利害が一致していることが分かるのです。
これだけ、“真っ黒”で認知症のバイデンであれば、誰も信頼もしなければ、政治に見向きもしなくなるでしょう(これがバイデンを立てた狙いです)。
そして、言うことを聞かなければ(ロックダウン反対、ワクチン反対)、国内テロ予防法で取り締まる、政治に無関心にさせる(=大人数が同時に反対の狼煙をあげないようにする)のは、その国を支配する初歩の手です(日本も3S政策で骨抜きになりましたよね)。
スーパーヒーローが登場して、私たちをどこか夢の世界に連れて行ってくれることはありません(それはもうプロパガンダ組織のハリウッドだけに任せておきましょう)。
米国でも国を二分する“civil war”を煽るゲート・キーパーが活躍しています。
これらの浅はかなサイコオペレーションに乗せられてはいけません。
戦争や革命を煽るのは、必ずそれによって利益を得る人間が背後に存在しているからです(これをすぐ忘れるので悲劇を繰り返しているのが人類史といえます)。
もっと私たちは現実を直視しないと、いつまでも彼らの作った世界で夢ばかりを見せられて、気づけばすべてを失っていたということになりかねません。
私たちが依って立つ基礎は、ソースが明らかでないような“情報”ではありません。
私たちが人類史を俯瞰して得た“知恵”です。
リアルサイエンスに基づいた知恵なのです!
“現実を直視する”のは辛い作業かも知れませんが、それができる人から生き残っていけると思います。
私たちが死守すべきは、人類史で慢性的に繰り広げられている政治ショーではなく、一人一人の支配への抵抗と自立心です。

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