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化学肥料による土壌劣化

シンジ
化学肥料の生産に石油エネルギーが必要です。オイルピークを迎えた現在、その生産や価格に影響が出ています。

肥料原料のアンモニアの国際価格は、原料の天然ガス高と世界的な肥料需要の拡大で、一トン約400ドルの最高値圏にあります。

リン鉱石は枯渇を迎え、輸出国の輸出規制が行われるようになっています。

化学肥料はリン鉱石や石油等有限の資源に依存し、自動車燃料と違って代替はありません。

化学肥料使用量は、1960年の3000万トン弱から1億5000万トンへと5倍にも増えました。

肥料投入によって穀物の生産量は増加しましたが、世界三大穀物生産国の米国、中国、インドにおける肥料消費量の変化を見てみると、80年代から米国は2000万トンの横ばいに対して中国は2000万トンから4000万トンへとに、インドは500万トンから1700万トンへと3倍強に増加しています。

しかし、化学肥料1トン投入あたりの穀物生産量は、米国は15~20トンで推移、中国・インドでは化学肥料投入がほとんどなかった60年に20トン強であったのが、現在10トン台へと低下しています。肥料投入に伴う穀物生産増大効率は悪化しているのです!!

それは、化学肥料の過大な投入が土壌劣化を招くからです!農地に残留する窒素化合物が土壌を酸性化させます。

ほとんどの作物は、弱酸性から中性が生育しやすい環境と言われています。

毛細根の少ない生育不良の植物は、病害虫にも弱くなります。

その結果、殺虫剤、殺菌剤等農薬を多用しなくてはならなくなり、病害虫の天敵まで殺してしまい、より一層病害虫が猛威を振るう悪循環に陥るのです。

土壌中の有効微生物と病原菌は、ともに有機物をエサとしていますが、病原菌よりも有効微生物のほうが有機物を大量に消費するため、餌を奪われた病原菌は繁殖ができなくなり、休眠状態になります。

しかし、化学肥料や農薬を多用すると、有機物の餌を多く必要とする有効微生物が減り、有機物の餌が少なくて済む病原菌が優勢となってしまいます。

また、土壌の団粒構造は、土壌中のミミズや微小生物によって作られるので、農薬や化学肥料の多用でこれらが減少すると団粒構造が崩れ、作物の生育に悪影響を与えます。

化学肥料が土の肥沃度を損なうという結果を招くのです!

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