
なぜカップの下にはソーサー(お皿)がついているのでしょうか?
なぜカップの「持ち手」は指が入りにくく、指と指でつまむような形になっているのでしょう?

そこで、昔の貴族たちは、アフタヌーンティを楽しむ際に、カップから直接飲むわけではなく、いったんソーサーに移し、冷ましてから飲んだのです。
だから、カップだけでなく、ソーサーが必要だったというわけですね。
さらに、熱を逃がしやすいようにテーカップは薄いのです。 そしてもう一つ理由があります。
それは、光を通すことで、紅茶の色を鮮やかに見せるためです。
また、つまむように様になっているのも 貴族は手袋をしていたので、滑りやすいのを防ぐためです。
なぜ、このお話をしたのかというと、ティーカップには、ティーカップの形になる「歴史」があったと言いたかったのです。
つまり、物事には、それぞれにそうなった理由があるのです。
ものごとをすんなり受け入れるのではなく、「なぜ、そうなったのか」を考えてみることが大切ということです。
【お金持ちの思考】は「なぜ、そうなったのか」「どうしてこう言う事象になったのか」を常に追求します。
それはある程度「未来」を予測し、その変化に対応できるだけの対策を打つためです。
未来を予測するためには、まず歴史をさかのぼり、そうなった「理由」を知ることが重要となります。
ある事象を学ぶだけでは、そこで終わり。
その先どうなるのか?とういう「進化」はわかりません。
歴史の流れを知っている人だけが、「次」をつくれる。つまり「点」ではなく「線」で学ぶことが大切なのです。
現在は円高です。それは日本の経済が強いからでしょうか? 今の状況からすると決して強いとは言えません。
欧米 さまざまな不安から欧米よりまだ”マシ”な円に逃避しただけなのです。
というように 過去の「歴史」から流れを知ることで「未来」を予測する力がついて来るようになります。

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