
そもそもカロリーダイエットとは「消費カロリー」より「摂取カロリー」を抑えることでで、肥満を予防するという考えの上に成り立っています。
中年男性サラリーマンの1日の消費カロリーはおよそ2500kcalほどですから、摂取カロリーはそれ以下で抑えることが必要となります。
そのためにはまず、カロリーの高い脂質やタンパク質を制限し、カロリーの低い炭水化物や野菜類、果物といった食材を摂ることが基本とされます。
これがどういう状態をもたらすか、もうお分かりですね。
カロリーだけを指標にすれば、糖質の摂取量が圧倒的に増えて体脂肪が増えるばかりか、体に必要なタンパク質や脂質などの栄養素が不足することになります。
さらに、カロリーを抑えるためには食べる量を減らすことも強いられます。
ダイエットによって満たされなかった私たちの体は、次第に飢餓状態に陥ります。
すると体は、不足した燃料を補うために体脂肪だけでなく筋肉も壊して使うことになるのです。
筋肉は体の中で一番エネルギー消費量の多い部位。筋肉を消費すれば当然ながら筋肉量は減り、基礎代謝がします。
基礎代謝とは体温調節や心臓を動かすなど、生きていくために最低限必要なエネルギーのことです。
運動の際に必要なエネルギーを運動代謝と呼びますが、カロリーをより必要とするのは基礎代謝であり、カロリーダイエットをして筋肉量が低下すれば、おのずと基礎代謝も低下することに。そして基礎代謝が低下すれば消費カロリーも落ちて、より痩せにくい体になるのです。
もちろん、空腹に耐えながらのカロリーダイエットは決して長続きしません。
基礎代謝が低下した体で再び普段と同じょうな食事をすれば、リバウンドどころか、さらに体脂肪を蓄積することになりかねません。


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